店舗応援団代表たまじゅんの多角化日記

　LINKでは、様々なコンテンツを提供している。
　昨日のランチタイムは、「営業についてpart３」だった。

　参加者は営業のエキスパートから、ごく初心者まで様々。全員が実践者という構成の中、レベルに応じた悩みと経験談が交錯して、これで何も得られなかったという方がいたら驚くほど、内容は濃い。

　それにしても感じるのは、ビジネスを始めようとする方たちがとても謙虚だという事だ。
　いや、新しい事にチャレンジしようとする方は、おしなべて謙虚な気がする。

　言うまでもなく、営業が出来るからとか、仕事が出来るからといって、別に偉いわけではない。

　私に関して言えば、もう30年近くの期間、仕事ばかりやってきたんだから、仕事ができて当たり前だ。
　経営者としても20年くらい経つので、新米起業家とは比較にならない経験をしてきており、いろいろ知っいるのが当たり前。

　しかし、起業した方達のなかには、これまで組織で生きてきた方、主婦や子育てに集中してきた方など、様々な人がいる。
　その人たちが楽々こなせるであろういくつかの事は、私にはおそらく出来ない。

　私は、料理や掃除は出来ないし、組織人としてホウレンソウや人間関係の構築など、たぶん何も出来ない。
　しかし、皆さんご自分がしてきた経験は一度リセットして、起業にゼロから取り組んでいる。
　こんな謙虚感ことは中々出来ない。これほど見ていて清々しい事はない。

　LINKはたまたま、ビジネスコミュニティなので、経営に長けた者がリーダーシップをとる。
　そこで、私は主婦業ができるとか、組織論を語っても意味がない。

　しかし逆に言えば、経営者として先行しているからといって、人間として優れていると言っていいはずもない。

　それよりも謙虚さを失ったり、新しいチャレンジを疎んだりしないように、気をつけなきゃと、改めて自戒した。