2014年11月08日

忙しがると自分が損

 ”忙しがる”ことで生じる弊害は大きい。

 そりゃまあ普通の人はみんな仕事や家事や、育児や地域の活動で忙しくって、自分の時間がないし、休みも取れなかったりする。

 でもそこで「こんなに自分は忙しい」みたいなアピールをしちゃうのは、デメリットの方が多いと思う。
 それは普通のことであり、他人から見たら別に特殊な状況ではないことがほとんどだから。

 デメリットてのは、まず職業人の場合、忙しくてパンクしていると、自営であればそれ以上の収益を挙げられないってことになるし、組織人であればそれ以上使えないヤツって評価になる。

 そして忙しい忙しいって言っていると、職場の人間関係の中では信頼関係を構築しにくい。
 誤解を恐れずに書くと、やたら忙しがる人は尊敬されにくいし、可愛げもなくなっちゃう。仕事できないオーラも出ちゃう。

 口に出したりするのは論外だが、ため息をついたり、舌打ちをしたり、部下に雑振りしたりするのも同様だと思う。
 (私もやってないとは言い切れない)
 最近よく一緒に仕事をする若者で、忙しくなったりトラブルになると、笑う子がいる。それが何だかすごくいい。
 困った困ったと言いながら笑う彼を、とても頼もしく感じるし、次も仕事を頼みたくなる。

 まあ例外として家事と育児と仕事の3本立てで忙しい女性、とかには同情するし、自分には到底出来ないとも思うが、男性で仕事が忙しいくらいでウダウダ言う人にはならないようにしなきゃと思う。

 とはいえ、そうは言っても現実に忙しすぎて回らない事態は起きるものだし、それを吐露したいときもある。

 そんな時は、「多すぎる仕事量」をあげつらうのではなく、「この仕事量をさばき切れない自分の能力」の方を問題にすべきかなと。

 世の中には、20代で株式を公開する者もいれば、子育てしながら大きく事業展開する女性もいるのだ。
 私ごときが忙しいと思う仕事量なんて、たかが知れているかなと。



Posted by たまじゅん at 12:30│Comments(1)
この記事へのコメント
昔、JC時代に、ものを頼むときは忙しい奴に頼めと先輩に言われました。
忙しい奴とは、忙しい忙しいと言っている奴ではなく、行動的な奴ってことだと思いました。そういう人は、限られた時間を有効に使うんですね。
Posted by ドン・プーノドン・プーノ at 2014年11月08日 14:35
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
忙しがると自分が損
    コメント(1)