2014年02月27日

シダビズ

シダビズが閉幕した。

最後を飾るビジネスプラングランプリは、毎月セミナーにも参加してくれていた石神くんが大賞、そしてセミナーでは前説を担当してくれていた堀川くんが準グランプリと、私にとって嬉しい締めくくりとなった。

もちろん授賞した2人は、セミナーに出ていたから選ばれたのではなく、プレゼンが素晴らしかったのだ。審査も最後までもつれた。

参加者のプランはどれも興味深いものだったが、勘違いしないで欲しいのは、プランでビジネスが回ることなど無いということだ。

成功要因の重要度では、プランはせいぜい3〜4番目だろう。

皆さんの成功を心から祈っている。

さて、シダビズの原型は、私が店舗応援団として持ち込んだものだが、一年間やってきて、もうすっかり藤枝市オリジナルになった。

実現にあたりご尽力頂いた、藤枝市商業観光課の紅林軍団、藤枝商工会議所のチーム小口の皆さんには、心から御礼申し上げたい。

しかしこの2年ほど起業支援をしてきて、わかってきた事がいくつかある。

その一つは、少なくとも私は、人にものを教える仕事が好きではないということ。
大学に入るまでは教員志望だったが、ならなくて良かった。ていうかもし受けても、採用試験に通らなかったとは思うけど。

世の中には、実践するより教えたり研究することが好き、って方がたくさんおられる。

私はやはり、雇用や納税など、目に見える社会貢献を伴う実業が好きだ。

若い優秀な起業家が、藤枝市からバンバン出てきた時に、目標にする存在がなかったら可哀想だ。
できれば私がそうなれるように、これからもチャレンジを続けていきたい。  


Posted by たまじゅん at 08:27Comments(0)

2014年02月16日

たまにはまとめて書いてみる

①一番集中できているタイミングで考えたい
②自らせっぱつまる
③ブルーオーシャンを行く
④なぜ物事を大げさに捉えるのか?

最近考えていたことを、まあこんな順序で書いてみます。

①一番集中できているタイミングで考えたい
ビジネスアイデアは、間をおいても熟成しない。
聞いたとき、見たとき、思いついたとき、その場で70%まで仕上げてしまうのが最も良いものが出来る。
手帳へのなぐり書きや、携帯メールでいいと思う。そのとき出来る上限まで作ってしまうことが肝要だ。
その上で熟成させればいい。
いいビジネスアイデアの構築は未来の為の重要な仕事だから、毎日どんなに多忙でも、目の前の仕事と同じように大事にすべきだ。

②自らせっぱつまる
早い段階で焦る者は、数字を作れる。
赤字になってから焦りだすような間抜けな経営者では、収益が最大化することはない。
飲食店の店長でいえば、ピークタイムを迎えてから客入りが少ないと慌てるような者は、敗因分析をして毎日を過ごすことになる。
敗因分析など、高校生アルバイトにでもやらせておけばいい。
事前に手を打つことこそが、リーダーの仕事。

③ブルーオーシャンを行く
競争からの脱却は、なにも特殊な商品を用いる必要はない。
それが流通過程だったり発注形態だったり提案営業だったりしても構わない。
競争相手を無力化する方法は無数にあるのだから。

④なぜ物事を大げさに捉えるのか?
普通の日常をいちいち大げさに捉えるのは、特に若者にとって成長の妨げだと思う。
まあ女性が小さなことに一喜一憂しているのは微笑ましいが、男性の経営者なら、少々の仕事の広がりや人との出会いを、運命を変えたかのように捉えない方が良いと思う。
そういう者に限って、縁を活かせていないし、驚くような成長をしていない。
まあ株式公開でもしたっていうなら、祝杯のひとつもあげればいいけどね。「怒濤の一週間」とか、「激動の1日」とか、大の男が簡単に使っていい言葉じゃないと思う。
経営者なら、たとえ大事件が起きても平然としていた方がいいと思うんだが。  


Posted by たまじゅん at 11:50Comments(0)

2014年02月13日

ザクザクいこう

 「ブラッシュアップ」という言葉が嫌いだ。
 
 少なくとも自分の仕事では使いたくない。

 現場のオペレーターには必要な感覚かもしれないが、経営者や自営業者、創作者や指導者などがこの言葉を使うときは、現状をあまり変える気が無い場合だろう。

 我々は、氷の彫刻をノミで彫るような、あるいは出来上がった器を平然と叩き割ってまた土をこね始めるような、そんな仕事をするべきじゃないだろうか。

 「ブラッシュアップ」なんて言ってると、変化を認識する幅が狭まっていってしまう気がするのだ。  


Posted by たまじゅん at 08:28Comments(0)

2014年02月01日

新規事業をやりたい時に考えること

 また自慢げにFacebookで新規事業の宣伝をしたところ、「また何かやるのか」とか、「いったい時間管理をどうしているのだ」「頭は混乱しないのか」というものまで、特に若い起業家から質問まがいのメッセージが来るので、ここでまとめてお答えする。

 とりあえず新規事業を始める際に最重要なのは、ハードワークへの覚悟だ。

 脳内が混乱しないコツなんかない。
 混乱する、パニクる、怖い目にあう、泣く、そういうのは想定している。

 ”借金は気合で返す”、てのは冗談でもなんでもなくて、本当にそう思っている。
 だって今の日本でなら、いざとなったら寝ないで働けば何とかなる。若ければ特に有利だ。

 ビジネスモデルがどうとか、収支計画がどうとか、そういうのをきっちり考えるのは当たり前のこと。徹夜してでも納得いくまで詰めたらいい。
 でも、それらは何もかも仮定の話なので、最後はロジックをいくら練っても始められない。
 第一、ロジック中心だと、反対論が勝っちゃうし!新規事業なんてやらない方が安全に決まってるもん!

 もうほんと、気合いしかない。(流れ、成り行き、勢い、なんとなく、なども含む)


 で、実際に本業との兼ね合いがどうなるかっちゅうと、そこはタイムマネジメントが重要になる。

 同じ12時間/1日働くにしても、効率をアップさせることを常に追求している。
 効率アップに有効なのは、まず「やりたくない事をやる」ってことに尽きる。

 人間だから、普通はやりたいことを多めにやる。
 もし現在の業績を伸ばしたくないなら、それが一番いい方法だと思う。

 でも大きく向上させたいなら、やりたくない事をガンガンやれば、効率は飛躍的に向上する。
 やりたくない事と収益につながることは、ほぼイコールであることが多い。


 それから、今年は自分への投資の時間を多く取ることにした。

 ①水泳
 ②読書
 ③やりたくない仕事

 この3つに対して、自分自身が依存症になる状態を作ろうと、実験中。

 依存症になっちゃえば、やらずにいられないので、努力する必要もない。あー楽チンw

 今年の目標は何かと問われたら、この「依存症づくり」です。  


Posted by たまじゅん at 12:47Comments(0)