店舗応援団代表たまじゅんの多角化日記

　最近、割とシンプルに経営計画のレクチャーをさせて頂く機会が多い。
　セミナーでは総論に終始するが、個別レクチャーは実践につながるので、とても面白い。

　ところで、事業計画を作ったり、業績を向上させる際には、一定の手順があり、業態によって応用を利かせるだけでいい。
　需要が読めない新しい価値を創造するような新ビジネスである場合には、新規性に応じて難度が高いが、既存のビジネスであれば実践に落とし込むのは難しくない。

　私は、長期計画を組まない。計画するのは、せいぜい3年程度の中期まで。それも練らずに、状況に応じてコロコロ変える。
　ちなみにこれは昔からそうではなく、30歳当時の私は、長期計画を持っていた。
　その頃は、48歳で株式を公開するつもりで紙に書いて持ち歩いていた。ﾊｽﾞｶｼｰ(*´д｀*)
　48歳ったら今の年齢だから、私は30歳の頃の夢を叶えていない事になる。

　当時はナスダック（ヘラクレス）や、東証マザーズなどの新興市場がまだなく、JASDAQも店頭公開市場と呼ばれていた。
　私自身、何の業態で公開するかは決めておらず、少なくともその当時に主業務にしていた保険と建築でこのまま行くのは、有り得ないかなと考えていた。
　
　とはいえ身の程知らずも甚だしく、夢に見合う努力をする事もなく、今に至る。
　30代は子供たちがまだ幼く、空手の試合にも出ていたし、ＪＣの理事も５回も回ってきて、仕事に集中する環境を作れなかった。

　その反動からか、仕事に本腰が入った40歳すぎからは、仕事の邪魔になる事には手を出さなくなった。

　という訳で、私のビジネス年齢はまだ若い（？）。
　でも歳は若くない。そのギャップで、正直あせっている。