店舗応援団代表たまじゅんの多角化日記

　昨夜、LINKで納涼会をやった。
　毎月開催のthink&vision2.0が、8月と12月だけは飲み会っていう設定だから。

　でまあ、集まった皆さんの勢いっつーか、ポジティブな空気っつーか、まさかこの暗い私が主催しているとは思えない、ハイポテンシャルな方たちが揃っててスゴイ。
　かなり目立つ話題の起業家や、ビジネスプランコンテストの上位入賞者がゴロゴロいて、会場内はなかなかの壮観だ。

　でまあ2次会まで明るく飲んで騒ぐわけですが、今朝になると数人から、凹んだっていう記事がフェイスブックに上がっている。
　最近満足のいく仕事ができていない、あるいは様々なことに翻弄されていたのだが、昨夜仲間と会ってみて、その落ち込みがさらに増幅したりするようだ。

　このあたりが、「リアル」を標榜している私としては、極めて実践性が高いコミュニティが形成できているなと、ひそかに満足している。

　飲み会やって馬鹿騒ぎをして、それが仕事のプラスになるなんて思っちゃいない。
　自分より先をゆく、あるいは自分より頑張っている人と接することで、出来ていない自分を再認識して落ち込むことは、とても正常な神経だと思う。
　そういう問題と真正面から向き合う雰囲気がない場で騒いでも、楽しいだけで終わっちゃう。（もちろんプライベートはそれでいいんだけど、シンクビはビジネスコンテンツサークルなのでね）

　ただ、立場によって、相手を立派に感じたり、自分を矮小にとらえたりする必要は全然ないと思う。
　その感情自体は、謙虚で素晴らしいと思うけど、精神衛生にはあんまり良くないから。

　経営者の人も、起業したての人も、組織にいる人も、主婦の人も、日本人の中流階級にいる分には、毎日の苦労に大きな差異はない。

　大きな差異は無いんだけど、ただ１日１ミリの努力差が、１年で３６５ミリもの差になってしまうという事を、常に意識し続けるってのは、重要だと思う。

　かくいう私も、神経が焼き切れそうになる局面が、１日に何度かある。
　誰かが凹んだっていう記事を読んで、自分だけじゃないなと安心したりもしている。

　でも、しょせん今日の１ミリを積むために、頑張るしかないじゃん。
　俺たちは今のところ戦場に行かなくていいし、独裁者に苦しめられていないし、飢餓にさらされてもいないんだから、近道とか探さずに、正道を思いっきり歩けば良いと思う。